ドライとは、濡れていない紙に色を塗っていく方法です。一般的に絵の具で塗るといったらこの方法を思い浮かべる人が多いと思います。難しいことは考えずに実践していただければと思います。色が混ざると難しくなるのでここでは単色で解説していきます。
まずは、全体の流れです。
①濡れていない紙に色を塗ります。
→以上です。
ポイントは、溶いた絵の具の水分が、しっかり筆に含まれている状態で塗ることです。
塗って直ぐに、かすれる場合は水分が足りません。筆にもよりますが、10~15㎝の線が継ぎ足しなく塗れるといいでしょう。
では、具体的に実際の流れを見ていきましょう。
ドライ 初級 実技
必要な道具
- 水彩紙 (ここでは、ヴィフアール水彩紙 中目 F4を使っています ※描いている面積は15㎠ぐらいです)
- 絵の具 任意
(ここでは、ウインザー&ニュートン社 青【ウインザーブルーレッドシェード】 - 筆 (ここでは、馬の毛、丸筆8号を使っています)
- 筆洗器、パレット(ここでは使い捨てのペーパーパレットを使っています)
- 雑巾、ティッシュペーパー
実技
色を塗る
水でよく溶いた絵の具を筆にふくみ、乾いた紙に塗ります。
10㎝以上は塗ることが出来る水加減がいいです。すぐにかすれる場合は水が少ない時です。
完成
濡れている時の色は濃く見えますが、乾くと薄く見えます。
まとめ
ドライとは、紙が乾いている時に絵の具を塗ることを言います。
水彩絵の具の塗り方の基本は、ドライとウエットです。ドライとウエットの組み合わせで描いていきます。